新居のフローリングを無垢材にして6年目となりました。実は後悔しています。

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どうも、管理人のじめこです。

わが家は2017年に注文住宅で平屋を建てました。

外装も内装もこだわり、その中でもリビングのフローリングは迷って迷って無垢材を採用。

しかしながら認めたくはないのですが後悔しています。

今まで無垢材フローリングは失敗ではない!後悔してない!と自分自身言い聞かせてきましたが、これ以上自分にうそをつくことはできません。

とにかく色々と面倒なのでズボラで掃除が苦手な私には合っていませんでした。

そこで今回は無垢フローリングについて後悔していることをお伝えします。

無垢材フローリングを検討されている方にはぜひ読んでいただきたいです!
じめこ

わが家の後悔があなたの家づくりの参考になれば嬉しいです。

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無垢材とは

とらじ先生
無垢材とは天然木の丸太から切り出した角材や板のことです。

床や家具として使用することが多いです。

最近人気の無垢材

  • ウォールナット
  • ブラックチェリー
  • チーク
  • ヒノキ

設計士さん曰く、栗や杉、桜なども安定して需要があるそうです。

選んだ無垢材

こちらがわが家の無垢材フローリングです。

ウォールナットと迷いましたが不規則な色味や木目がきれいなこと、経年変化での色が好みのブラックチェリーを選びました。

ブラックチェリーは木目が細やかで木肌がなめらかでささくれしにくく素足で歩くとすべすべと滑らかさを感じとれます。はじめは薄いピンクからオレンジかかった茶色になり経年変化が激しい木材のひとつです。

後悔していること

無垢材にしてコストがかかったり床暖房が使えなかったりとデメリットはありますが、私が後悔しているのはそこではないんです。

自然木をつかっているので合板に比べたらコストはかかるのは承知のことだし、当初は床暖房断念をとても残念に思っていましたが家自体の断熱材もしっかりしていて気密性が高く、蓄熱暖房器を置いているので冬でも足元から冷えるということはないです。

では無垢材にして何を後悔しているのでしょうか??

詳しく説明します。

掃除が面倒で後悔

無垢材の拭き掃除は硬くしぼった雑巾で水吹きが基本です。

水をたっぷり含むモップや電動床拭き掃除機等は余分な水分が浸透してしまい膨張・反り割れなどの原因となるので設計事務所から絶対使わないでと言われました。

少しでも楽に出来ないかとクイックルワイパー本体に硬く絞った雑巾を挟んで拭き掃除をするのですが、雑巾がズレたり滑りが悪いので結構な力がいるし水分量が足りなくてうまく吹き上げることが出来ず結局手仕事になってしまいます。

塗装が面倒で後悔

無垢材は自然由来のオイルや蜜蝋ワックスなどを1年に1度程度を目安に塗りなおさなければならないのですが、それが面倒でわが家は無塗装のままです。

それにブラックチェリーの風合いや香り、質感を楽しみたくて無塗装にしているということもあります。

とらじ先生
無垢材を塗装をする場合でもメリットとデメリットがあるよ。

塗装のメリット

  • 水や汚れの保護
  • 割れや反りが発生しずらい
  • 日々の掃除やメンテナンスが楽
  • 光沢がでる

塗装のデメリット

  • 1年に1度程度の塗りなおしが必要
  • 木の香りや風合い、調湿作用などの特性が弱まる
  • 塗装剤によっては色味が変わる場合がある


塗装をしてもお手入れなどに手間がかかり無塗装でも汚れやすい・・・こんなにも面倒なら無垢材ではなく複合フローリングにすればよかったと思うこともあります。

複合フローリングとは天然木材や合板、人工的に作られた床材とを接着加工して造られたものになります。

水仕事やお風呂の後は過剰に反応してしまい後悔

とにかく水や油に弱いです!

床にポタっと落ちた水分を見逃そうもんならすぐに跡がつきます。

でも生活していたら水しぶきや油が床に落ちることなんてざらにあり、吹き上げてもフローリング全体が汚く見えてしまうのです。

だからお風呂から出た後やキッチンで皿洗い後は床に落ちてないか過敏に反応してしまいます。

水しぶきや油はねは無垢材にとって大敵なのです。

カビや割れも発生して後悔

下の画像は見逃してしまった水しぶきによって割れと黒シミ(今後割れるかも)になってしまいました。

無垢材割れ

 

無垢材黒染み

 

そして最悪なことにカビまで発生。

下の画像は観葉植物を置いていた鉢植えが濡れていることに気づかず放置した結果カビとなってしまいました。

鉢植えを全然動かしていなかったのでカビになっていることにも気づきませんでした。

無垢材カビ

無垢材でなければ・・・
塗装をしておけば・・・
複合フローリングなら絶対防げただろうに・・・

本当にどれが正解なのか分からず色々と後悔しています。

ちょっとしたストレスで後悔

無垢材の特徴として湿度や乾燥で膨張や収縮を繰り返すのですが、冬の乾燥時期は板と板の隙間が広がり、そこに埃やゴミが入り込みやすく掃除機で吸っても吸えないときがあります。

そんな時は爪楊枝で取りのぞくのですが奥に入り込んでしまう場合もありそのまま放置のことも。

出来ることならスッキリきれいにしたいですよね。

こんな時ちょっとしたストレスを感じてしまいます。

夫婦喧嘩に発展して後悔

無垢材のお手入れの話題になると私達の場合険悪になる確率が多いです。

塗装も手間だし普段の掃除も大変。それでも汚れやシミは確実に増えていき汚く見えてしまう・・・。

通常の家事育児だけでも手一杯なのに手拭き掃除なんてたまにしか出来ません。

もともとは主人が無垢材フローリングがいい!と熱心にいうから採用したのに全然お手入れに積極的ではないのでよく険悪になります。

家にいることが少ない社畜の主人と重症障がい児育児中の私にはハードルが高すぎました。

 補足:無垢材フローリングで気に入っているところ

今更かもしれませんが・・・

ここまで無垢材の後悔を書いてきましたが検討されている方に補足として良かったこともお伝えしておきます。
じめこ

見た目が美しく風合いがあり、おしゃれな家づくりアイテム

無垢材フローリングの良さはこれにつきます!

見た目はものすごくカッコいいし美しいです。

その風合いと美しさに見た人は絶対褒めてくれますし無垢材のフローリングにすることでおしゃれな家となります。

自然木の温かさや香りを感じられる

自然木のいい香りを発し天然のアロマディフーザーとなりえます。

我が家を訪れる方々は口々に木のいい香りがする~と喜んでくれますね♪

ただしこれは永久ではないです。長年住んでいると香りも消えていくでしょう。

あと無垢材無塗装だけあって肌触りが良く素足で歩いたら本当に持ちがいいです。

これは複合フローリングでは味わえない心地よさですよ。

調湿作用がある

自然木は室内の湿度を調整してくれる効果があります。

空気が乾燥していると木の水分を放出してくれるしムシムシしていると空気中の湿度を吸ってくれて快適空間を作ってくれます。

 最後に

私達は無垢材の良さは知りつつも面倒なことが多すぎて後悔しています。

そして今後も苦戦することでしょうし無塗装のままか塗装をするのかという問題も悩ましいです。

今回は無垢材フローリングの後悔の記事となりましたが自然木のぬくもりと温かさや香りを感じることが出来て見た目も本当にカッコ良いことは間違いありません。

もし小まめな拭き掃除やお手入れが苦痛ではないという方、そして無垢材に起こる汚れやシミや、経年劣化を受け入れて『風合い・味』ととらえることが出来る方にはとても合っていると思います!

そして検討されている方はお手入れ方法やデメリットをしっかり調べることをすすめます

どうぞ見た目の良さだけで無垢材の採用をされませんように。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

 

▼無垢材無塗装フローリングお掃除方法↓

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